オランへ

それから。

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冒険者達は倒れた男を尻目に館を脱出する。

・・・裏に居たはずの馬車の姿が見当たらない。
この火事に驚いて馬が暴走したのだろうか?
その割りには轍に不自然な所は無い。

ひとまず館の火が沈むのを待つ。

とその時、また爆裂音が数度起きる。

それと同時に館が崩れ落ちる。
くずれ落ちてからもしばらく燃え続ける館の残骸。
これは長丁場になりそうだ。


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結局その日は元館の前で野宿をする事になった。
炎は暫くして消えたものの、残骸が熱を持ち、掘り起こすのに危険が伴ったからだ。

掘り起こせる様子になった頃には既に陽が落ちていた。
先の道に繋いで来た馬車は無事だった。
食料等の不安があったが、それはキューとミネアが森で調達してきた

翌朝。

発掘作業に入る。

キュー「・・・・ナァ、モウカエラナイ?」

作業は難航していた。
それもそのはず採掘するための道具の用意等一切なかったからだ。

イド「お、ミネア。あれはなんじゃ?」

ミネア「・・・すごい、本当に形を留めてる物なのね。」

それは革製の鎧だった。
あの火事の中残っていた物だ、魔法の品に違いない。

しかし残念ながらそれ以外にめぼしき物は見つからない。
というよりは今の用意では作業を続行する事が不可能だった。

ミネア「これ以上は無理ね、オランに戻りましょう。」

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無事何事も無く、オランに付く。

いや、一つ触れておかねばならない。
事の始まり、鎧の男と最初に戦った鉱山での事だ。
そこでミラの使い魔の猫が見つかったのだ。

付いて早速やった事は魔法の品の鑑定依頼。

あの館で手に入れたあの鎧だ。


鑑定はミラの師にしてもらう事になった。
ミラの師事する導師は一目見るやこう言い放った。

『これは又、珍しい物を持ってきたな』

オランの魔術師ギルドの導師ともなれば魔法の鎧等見慣れているはずなのではないだろうか?
その疑問に続けてミラの師は答えてくれる。

冒険者達が持ち帰った鎧はマジック・アクセプターという物なのだそうだ。
通常の魔力の宿った鎧の効果の他に、冒険者達にとってはとても厄介な効果が付与されている。

その鎧を着た者の魔法に対する抵抗力が中和されるというものだ。

ミラが持つ、あの館の女の指輪はただの発動体だった。

結局すったもんだの上、鎧と指輪を魔術師ギルドに引き取ってもらう事になった。
もちろんタダでは無い、冒険者達にとっては役に立たない代物だがギルドにとっては貴重な研究材料となる。

その額は1万4千ガメル。

それを冒険者達7人で分け、一人頭2千ガメルになる。
かけた苦労の割りに合うかと言われれば不足と言えるかもしれないがただ働きになるよりはましだと言えるだろう。


・・・・依頼?


そこで一行は思い出す。
そもそもなんでこんな目に会ったのか。

元はと言えば山賊退治の依頼を受けただけじゃなかったか?


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依頼人、アンダーソン家の館。

その周りが騒々しい。


ミネア「何でも取り潰しにあったとかなんとか・・わけが分からないわ。」

数日前の事だ、アンダーソン家にマイリーの神官戦士団が詰め掛けたという話だ。
アンダーソン家党首はその場で捕らえられ、連行されたと言う。

何かの犯罪に加担していた為ということだが詳しいことは冒険者達にはわからなかった。

分かるのは約束の報酬が支払われないという事。

やれやれだ。

キュー「骨折損のなんとやら・・・ってか。」
彼はがっくりと肩を落とす。


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それから角無しミノタウルス亭に宿を取っていたキュー達三人がオランを発つとの事だ。

ミネア「この子を故郷に連れに戻るの。」

キュー「といってもオラン領だがな。一週間もありゃ余裕で付くんだけど。」

当人は帰りたがらず、キュー、ミネアの二人となにかと揉めていた様だがそれはまた別の話である。

キュー「まぁともかくこいつの事では世話んなったな、さんきゅ。」

ミネア「また、一緒することがあったら宜しく。」

イド「むぅ~。」

今でも帰ることに納得していない様子のイドはふてくされている。

ミネア「ほら、イドもちゃんと礼をいいな?」

イド「・・ありがとう。」


キュー「あぁそだルッツ。」
とキューが声をかけると共に何かを投げてよこす。

見てみるとキューが館の女からもらったというガードクラブだ。

キュー「それ、やるわ。あの女に今でも見られてるみたいで気持ち悪いし。」

ミネア「・・・もったいない。」

キュー「まぁそんな事言ってたら遺跡で見つけたもんだろうがなんだろうが使えないけどな~でも気持ち悪いんだ!」

とミネアに返して再びルッツに

キュー「いらなかったらその辺に埋めといてくれたらいいし。」

ミネア「それじゃ、私達行くわね。」

キュー「又な。」

そういって三人はミノタウルス亭を出て行った。、


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ともあれ冒険者一行は無事常宿に戻ってきた。

すっきりしない思いを抱える事となったが冒険者にとってはそれも日常茶飯事だろう。

 

 

それから更に数日、ひょんな噂が耳に入る。

 

 


とある冒険者PTが馬車を駆る妖魔退治をして大金をえたと言うものだ。
馬車の積荷はマジックアイテムの宝庫だったらしい。

......くそったれ。

GMより

>ALL
お疲れ様です!
迷子の帰還のGM進行終了です。

途中期間をあけてしまうことがあったりで申し訳ございませんでした。
お付き合い頂きありがとうございます。
経験点と報酬に関してのまとめはPL相談所にあげます。

鎧と指輪の鑑定についてはミラのコネで行ったものとしてお金が掛かっておりません。

こちらに最後のレスを返して頂いた段階でシナリオ完全終了となります。

最終日記を書いた人から順に次のシナリオに応募する権利を得ます。

レスは オランへ までお願いします。

 

>ミラ

使い魔は鉱山のところでさびしくご主人を待っておりましたー

>ルッツ

ルッツはキューのガードクラブラージを受け取るか受け取らないかの宣言をお願いします。
受け取る場合は変な魔法が掛かってないかギルドにガードクラブの鑑定を行ってもらったということで1000ガメルを支払ってください。
その結果何の変哲も無いガードクラブだと判ります。

受け取らない場合はどこぞに埋めたか捨てたか、ジョージの奥さんが鍋つかみにでも使ってるとでもしてください(何

 


 

終わりっ!!

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色んな事があったこの冒険だけど、終わってみれば楽しかったな。

......気絶しちゃったり、捕まったりして迷惑かけちゃったかなとも思う。

仲間(?)も出来たし、楽しかった......ってしつこいな。

ひょんな噂がちょっと気になるけど......ま、いっか。

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PL

皆さんお疲れ様です!! 終わりとなると......ちょっと名残惜しいなとも思います。

慣れてない故に色んな迷惑をかけたと思いますが......すみません。

また皆さんと一緒にセッション出来れば嬉しいです。

LOST CHILD

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カップから漂う紅茶の香りが、鼻を擽ります。腑に落ちない一連の出来事ではありましたが、無事にこうして寛いでいられるのだから、全て流してしまえばいいわ。

「二軒目よ。お家取り壊し」

目の前では鍋がぐつぐつ、市場で購入した生成の帽子を、紅茶で煮ている訳です。しっかり色を付けたいので、普段よりも少し長めに漬けておく事にします---濯ぐと薄くなるからです---。
塩水に一晩浸しておけば、明日には綺麗な茶色に仕上がる事でしょう。

「貴方も酷い目に遭ったわね」

膝の上の猫を撫でながら、一人ごちてみます・・・紋様のペンダントを、首に付けてあげるわ。これなら魔法で見付け出せるもの。

「茸狩りとか、行きたいわよね。あの二人、何してるのかしら」

そう言って、紅茶をまたひとくち。メリーにシアン、『火球』の魔法に、漸く手が届きそうよ。

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PLより:締め日記です。1.5か月、お付き合い頂きましてありがとうございました。

懐に入ったのが2000ガメル。
鑑定料で1000ガメル。
現金収入が差し引き1000ガメル。

・・・・・・借金、返せねぇな・・・・・・。

結局俺は、ガードグラブをもらうことにしたんだが。
ありゃあ便利だしな、これから使い倒せると思うんだよ。
だが鑑定料が1000ガメルとか、どんだけ暴利なんだ!
畜生ー、賢者って儲かんだろうなぁああああ。

まあいいさ。
俺は俺の道を行くだけだ!


あーしかし、借金だけは早く返しちまいてぇなぁ。

~v~~w~~~ゞ~~v~~w~~~~~~~ヾ,~~w~ヾ~~,~:~w
PL:
おつかれさまでしたー。
ガードグラブと1000ガメルを頂戴します。
他のアイテムにつきましては、特に欲しいものはありませんです。

色々ありましたけど・・・

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マイリー神殿に戻ってみれば色々あったようでどたばた

高司祭様にお目通りを得る事も叶わず
残念です

今回の戦いで学んだ事は2つ

1つ、得意分野が1つも無いと周りに迷惑がかかる事
2つ、私のように判断が鈍い子は黙って着いて行く方が迷惑にはならない事

「はぁ・・・少しは座学をしようかしら」
マイリー神殿の端の座学用の屋敷の前でぼーっと突っ立ちつつ

「勇者様を見つける前に私が勇者様についていけるだけの心と知識を持たないと」

・・・
PLより
あ~ん・・・更新押さずに前のスレにレスしてしまいした(たはぁ

GMさん、PLの皆さんお疲れ様でした
ありがとう御座います

1日1レスを全く守れず、GMの目論見を邪魔してしまいごめんなさい
楽しかったです、これだけは皆様に・・・